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私の起業したきっかけ


私が起業したきっかけは3つある。1つ目は私は理学療法士として16年間、病院や老健施設、フィットネス施設、特別養護老人ホームなど様々な施設で働き、多くの特異性腰痛や非特異性腰痛患者を見てきた。起業のきっかけとなったのは平成31年に入職した特別養護老人ホームでの経験である。機能訓練員として入職したが、介護職不足のため利用者の生活介護業務を行ってきた。そこで自身も急性腰痛症や非特異性腰痛となり、腰痛に苦しむ約8割近くの介護職員を見てきた。自分の体を犠牲にして、高齢者を介護する介護職の腰痛を軽減させたいと強く思い、1年かけて少しずつ、腰痛に効果的な施術機器(以下、ふわモック)の開発や製作に取り組んできた。そして、1年半ほど前に試作品が完成し、非特異性腰痛に苦しむ同僚や知り合いの施術を行いながら改良を重ねてきた。多くの方からは、「腰が楽になった」「他のマッサージと違ってゴリゴリ押されないで痛くなかった」「ゆらゆら揺れるので気持ちよく寝てしまった」など多くの好評の声を得ている。厚労省の腰痛予防対策(女性労働基準規則、第2条第1項第1号)では、女性は継続作業の場合は20kg以上、断続作業の場合は30kg以上の重量物を扱う業務を禁止している。しかし、介護の現場や他業種においてもこれを守られてない所が多いのが現状である。ふわモックはうつ伏せ状態で身体をハンモック様に吊り下げて行う、今までにない施術方法であり道具である。また、ふわモックは腰痛だけでなく、肩こりやリラクゼーション効果など様々な使い方や効果があると考えている。現在は2個目の試作品が完成し、ボランティアで知り合いの施術を行っている。今後は自分で店舗を持って営業を行いつつ、さらにふわモックの改良を重ねて、ふわモックを全国の整骨院や整体院へ販売していき、1人でも多くの身体的不安を抱える人を少なくしたいと考えている。

 2つ目は政府は健康経営を掲げてますが、どこまで進んでいるのか?本当に会社は従業員の健康のことまで考えているのか?、理学療法士としてサラリーマンをやっているといつもこのことを考えていた。生産人口は減少し続けている、この少なくなった生産人口の身体を理学療法士として守り続ける必要がある!私の座右の銘は「善の巡環」である。会社は従業員の健康まで気をつける→従業員は質の良いサービスを提供できる→顧客満足度を向上させることができる→会社のイメージアップや離職率の低下に繋がる→会社の業績アップ、甘い考えであるかもしれないが、これが私が考える会社の理想像であり、本来あるべき姿であると考え、私はその一助を担えたら嬉しい。従業員は使い捨てではありません!、1人の人間であり、周りには心配する家族がいます。そのことを忘れないでほしい。

 3つ目は家族を守るためである。私の妻は介護職であり、現在は腰椎椎間板ヘルニアと変形性膝軟骨症の既往がある。母は、今年72歳であるがまだ同じく病院で介護職として働いている。本音を言うと今までより少しでいいので多めに稼いで、妻や母を楽にしたいと思っている。しかし、現実はまだ会社は軌道に乗らずにまだまだ迷惑ばかりかけている状況。情けない。人よりも何倍も努力し続けるしか方法はない。現在、令和5年5月5日、2:24である。5が3つ並ぶ日だ~~(^^)/

 

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